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久々にさわったら、演出に詰まっていたところがいくつか見えてきた。登山の最中に今まで見えていなかった頂が雲間にちらりと覗いた感じ。完成するかどうか判らなかったものが完成する気がしてきた。
欠陥があるときにそれに気づくことが出来るのがセンスなら、欠陥の原因がなんであるかを見定めるのが経験で、欠陥を埋める手段を持っていることが技術だと思う。私がやっているのは見たものを感じること、感じたことを言葉にすること、言葉にしたことを具体化すること。ずっと違和感を感じる段階で止まっていたのが一気に言葉になった感じ。私にとっては言葉にするところが一番大変なところらしい。
ん〜、言葉にすることを感じたことが間違っていないかどうか疑うためにやっている気がする。そうじゃなく、感じたことを肯定するために言葉にするつもりでいる方が前向きかもしれない。
画像はShiny Smileの初めのキスの所。なんか溜めてからキスに移行するまでの目を開ききる寸前の瞬間。うつむき加減の柔らかい表情が何となく色っぽくていいと思った。