プレイ中雑感7

茜子ルート終了。
茜子さんはいろんな意味でずるいと思う。他の4ルートの集大成がきちんとなされたよい大団円だった。
描かれないけれど、他のルートでなされていた会話とかが裏ではあったからこそこの大団円に辿り着いたんだろうと思わされるあたりが素敵だと思う。

そしてコンプ。迷い無くぶっ通しでプレイできたゲームだった。これで原画集やら他人様の感想やらを解禁できる。
初めてスクリーンショットを録りながらプレイしてみたけれどなかなか良いかも。後から見ても忘れて意味わかんないのも多いけれど。やっぱり台詞はある程度続けて録るべきか。
どのルートが好きとはなかなか言いづらい作品。ルートどうし微妙に絡み合っていて、あるルートで張られた伏線が他で回収されたりは当たり前だから分けて考えづらい。無理に分ければ「フェアじゃない」。諸々考慮してあえて言うならばこよりルートだろうか。成長物語に弱いってだけだけれど、最後のこよりの姉を見上げる顔は忘れられない。
全部終わってみると一番謎が残っているのは花鶏ルートのような気がする。アレが無くなったり、死人がなんで二人も出るのかは正直分からないまま。まあ、伝奇ものとしてはそんなものかな。
ルートごとに結構キャラ同士の結びつきが変わるのが興味深い。るいと花鶏は基本的に犬猿なのだけれど、伊代ルートでは花鶏と茜子がじゃれ合うことも多くなったりとか。こよりが金魚の糞なのは3ルートだけで伊代・茜子ルートでは誰かにべったりしなかったりとか。
 
他人様の感想を読んでみた。文章が人を選ぶというのと智可愛いってのが割と共通意見っぽい。文章については自分は悪文が悪文と分からない文章音痴なのでなんとも。智可愛いってのには同意できなくはないけれど、ヒロインと同列に並べることは自分は出来ない。