コンセプトワークに関する独り反省会

※このエントリには十色のこれまでのMADのコンセプト、つまりはネタバレが記されています。それでも構わないという方だけお読みください。
そもそも自分に講座を書ける様な文章力ってあるのかという疑問を持ったので勢いでそれに近いネタで書いてみる。

あなたは何故そのMADを作りますか?

コンセプトというとなにやら堅苦しい感じがするし、たいそうなことを考えなければならない様な気がする。けれども突き詰めればどうということもなく、なぜそれ作るのかというただそれだけの理由に過ぎないのだと思う。何故そのMADを作るのか、その問いに対して用意される答えがコンセプトだ。
それはMADを作りたいというだけの漠然としたものでは役に立たず、自分がそのとき作ろうとしている一本のMADのためだけに用意された答えでなければならない。なぜなら「何故そのMADを作るのか?」と自分に真っ先に問うてくるのは他ならぬ自分だ。その問いを跳ね返し、MADを完成させるためにはそのMADでなければならない理由が必要だからだ。
いかに自分が作ってきたMADのコンセプトを表にしてみた。作っている最中は特に文章化しなかったし、文章にすることで失われるものも大きいため決して正確なものではない。

ゆきほでぐるみん
「やるしかないわめ」の代わりに「埋まっておきますぅ」と雪歩に言わせる
天使のハートブレイク
この曲はやよいが歌ってる様にしか聞こえない
冬だより
そういえば中の人一緒だよね。キャラクタも見た目似てるし
時の流れが止まって
正月使ってMADを作ろう→大晦日に発掘されたのせっかくだし使おう

どこがコンセプトなんだと突っ込まれそうだ。自分でもそう思う。でもどれもその時点で自分にとって「その」MADでなければならない理由として十分だったのだ。他にも今お蔵入りになっているものがあるが、どれも自分の技術が追いつかなかっただけで作る理由が失われてしまったわけではない。
言いたいことは、コンセプトというのは第一に自分がそのMADを作る理由になっていなければならないということだ。逆に言えばそうでなければどんなに立派に見えるコンセプトであったとしてもそれは完成しない。「ゆきほでぐるみん」はあのネタに共感する人間なんてせいぜい二桁だと思ったし、今もそれは変わらないけれど、それでも自分は作りたかったし今だって「まだまだぁ」版を作ってもいいと思っている。誰も期待してくれなくても。

他人は何故そのMADを見ますか?

って続けようと思ったけれど時間切れ。続きは未定。少なくとも明後日の夜までは無理。