@ClubNightsで飲んできた

控えめな明かりに浮かび上がるフロア。
30人も入れば満席になるであろう広さ。
その中でもひときわ暗いステージに上がる影。
暗がりを進む確かな足取り。
中央に立ち止まる。店内のざわめきが静まってゆく。
音の消え、その姿をライトが照らし出す……

紹介

@ClubNightsが素晴らしかった。
Clubにいるつもりで飲み物片手に聴いて欲しいというアイマスRemixの企画だ。
当日20:00までその存在も知らなかったが、聴いて一発で気に入ってしまい、半年ぶりの酒を片手に生放送まで入ってしまった。
とりあえず聴いて欲しい。

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語ってみる

画面で見せる限り正面にしか立つことのないアイドルが、右に左に、時に後ろに回り込むかのような近しさにある。これは動画ではちょっと真似できないと思わされてしまう。厚みを持った音が、ほどよい広さの空間に留まる心地よさがたまらない。
歌と伴奏の掛け合いが、互いをステージの上に浮かび上がらせる。奏者がとても主張しているのだけれど、それはあくまで歌い手を意識した、セッションになっている。画面にアイドルの姿がなくても、聴く人は歌い、踊るアイドルとそれを盛り上げる奏者を感じてしまう。それだけの力がある。
PV系の片隅にいるPとしてPVにしてみたいと思わなくもないが、正直とっても難しい。せめてアイマスにあおりのカメラがあったらと思わずにはいられない。自分に観えたのはそんな一段高いステージで歌う手の届きそうな距離のアイドルたちだった。そこを圧してまで「PVいらなくないか?」という自問自答を超えるまで作り込む自信はない。