やよいの胸はいつふくらむ?

やよいにはわがままを言わせたくなります。
だってそうじゃないとやよいはわがまま言ってくれませんものね?
けれども、そうやって精一杯やよいに甘えさせてあげてもやよいは素直に受け取ってはくれないのですよね。最期にきちっとお返しが返ってきます。
どんなに甘えさせてあげてもそれをきっちり受け止めてお礼が返せてしまうそつのなさ、そんなふうに見た目に反して大人びてしまったところがやよいの愛らしさにちがいありません。
やよいには背伸びをさせたくなります。
だってやよいはホントはとても大人びた子ですから。
「お兄ちゃん」と呼びたがるやよいもそれはもう目に入れても痛くないのは間違いないのですが、それと同じくらい「せくし〜」に憧れちゃったりするやよいも忘れないでいてあげたい。
苦労を重ねるやよいは、プロデュース中には成長を感じさせない子でありながら、子供という貴重な時間を最短距離でひたむきに駆け抜けていく、そんな存在に見えます。やよいは本当は一段飛ばしに大人への階段を上っていて、でも自分が子供らしさを求められていることが分かっているだけなんですよきっと。
そう思うと、今までとても確かな存在に見えていたやよいが、片時も目を離せないきらめきに満ちて見えてきました。そう、やよいはまさに今ふくらみかけなのです!