今更早狩発言を知った早狩ファンの戯れ言

http://d.hatena.ne.jp/Su-37/20080802#1217667831
に気になることが書かれていたのでググってみて、1/1に始まるいわゆる「早狩発言」を知った。第一印象はそこまで荒れる発言に感じなかったけれど、Dies Irae買って怒った人たちに向ける言葉としては最悪の部類だと思い直した。知ったからと言ってファンをやめようとは別に思わないけれど、ほんとに「早狩好きは名乗り出にくい世の中」なのだとしたら現在の状況は残念。ということで天の邪鬼に名乗り出てみる。

早狩さんの創作姿勢自体はそういう人もいて構わないし、私はいて欲しいと思うのだけれど、よりによってその話題をDies Irae問題と絡めてしまって、しかもそこで論点をずらしてしまうなんて、かえって無駄に誤解を招いただけのような気がしてならない。怒りの元ではなくて、多分怒りから派生した「lightは悪意を持っていたんだ」といった枝葉末節に対する言葉なんだろうけれど、あれじゃ煽りにしか見えないし。しかもあれは多分、最初から受け入れてもらうつもりで書いていない。発言の意図もチャットのログなんかを見るにlightを擁護するような意図とは別に自分に対する世間の評価を量ったり切り下げたりするような非常に個人的な動機が混じっていそうだ。

Dies Irae買って怒った人間が早狩発言に怒りを覚えるのは当然のことだと思うけれど、それを読んで外野が早狩さんに失望したとか言っていたのはクリエイター(笑)に何政治答弁を期待しているのかといった印象。作品が良ければいいし、今の時代娯楽なんて掃いて捨てるほどあるんだからそんなことに失望する暇があったらネタとして適当に使い捨てればいいんじゃないか。こんな感じで。自分はこちらで書かれているようなスタンス。立派な作品が立派な精神に裏打ちされる必要なんて無い。

一連の発言から早狩さんはファンにただ作品を楽しむ以上のことを求めてしまう人だと言う印象を持った。だからただ話題になっただけでは飽きたらずにファンをふるい落とすような行動を取ってしまうんじゃないかと。早狩ファンは作品をただマンセーするだけではなく、斬って斬られてを覚悟することが求められている、のかもしれない。明らかにエンターテイナーの姿勢ではないし、そんな態度を取られたファンの一部がアンチに転じるのも無理はない気もする。