コンセプトを考えるワケ
上の記事で「エフェクトは必要悪」と書いた。
ほどんどのPはおのおのアイドルの存在を画面の向こう側に認めてもらうためにプロデュースしているんだと思う。
だからこそ「エフェクトすごい」と糾弾されないためにエフェクトを正当化してやらなければならない。
それによってエフェクトはすごくも何でもない当たり前の、必然になる。そしてアイドルが前面に出てくる。
正当化っていうのは単にエフェクトがそこにある理由を与えるってこと。
上の記事の例なら、「元々白い春香さんをさらに漂白するために」エフェクトを使ったら「春香さんあざとい」って言ってもらえるというか言われちゃう。個人的には「春香さん切ない」なんだが……orz
ほかにも例を挙げれば、伊織を光らせたら「デコ」と言われたりとか、765ゴールドはエフェクトの固まりみたいな動画だけれど「電子ドラッグ」の一言が全肯定してる印象。
実はこれはエフェクトに限った話じゃなくて、カメラでもなんでも演出全般に言えてしまうんだと気づかされた。
で、「正当化」がどこまでできるかは、コンセプトにかかっている。だからコンセプトが重要になるんだろう。
